永享11(1439)年に堂宇建立と伝えられてい ます。山門は箱根本陣の一の門として使われていたの をもらい受けて、昭和26(1951)年に設置した ものです。 山門の下の庚申塔は、昭和42(1967)年に奈 良橋庚申塚から移転されました。また、本堂の中にも 正徳6(1716)年の年号のある、珍しい形の庚申 塔が安置されており、阿宇庚申と呼ばれています。 秋には、境内にある2本のいちょうの大木が美しく 色づきます。