創建年代は不祥ですが、開山した住職が延文2(1 357)年に亡くなったという記録があります。大正 12(1923)年に現在地へ移転するまでは、下貯 水池の取水塔付近にありました。 市内では徳川氏から土地を与えられた唯一の寺院で、 寺領3石と境内1万坪を持っていました。15通の朱 印状(内3通は氷川神社宛)が市重宝となっています。 新青梅街道に面した寺院ですが、境内は静かで、手 入れのゆきとどいた庭園になっています。